ブレーキローターのボルトを交換

NC700X納車まで、あと10日程となりました。予定していたアクセサリーもあらかた発注し終わり、あとは納品を待つばかりの状態です。

それとは別に、これまでメインユースとしていたTDM900Aにも、ひとしきりカスタマイズを施してあげようと思い立ち、先ずは錆の目立っていた、ブレーキローターボルトの交換を行ないました。

最初は、ヘックスボックスとエクステンションを使ってエイヤっ!!…と… → 見事にナメました(泣)。

安物ヘックスが歪んでしまい、ネジ穴を削る形で壊してしまった様子。 なんとか外れないかと、タガネで打ったりバーナーで熱したりしましたが、全て玉砕してしまう事態に(汗)

最後に泣きついたバイクの師匠からのアドバイスを受け、インパクトドライバーを使ってみることにしました。

インパクトドライバーはベッセル製、ハンマーは1.3kgのものを使います。あとはヘックスボックス(コーケン)とトルクレンチでしょうか。
ネジ穴にヘックスビットをあてがい、打撃部を比較的強く打ちます。5回打って、ゆるみを確認しながら作業を続けました。
 ボルト1本に対して、平均10~15回ぐらいで抜ける様な感じです。

抜けたボルト…錆びだらけです。

 新しいボルトにロックタイトを塗布し、最初は手で締めてからレンチで締め込んでいきます。最後はトルクレンチで 23N にて締め込みました。

件のナメたネジにも挑戦 !!
ダメモトで…と思って思い切り打ち込んだら、あっさりと外れました(汗笑)

ネジの根元には、青色のロック材が見て取れます。経年劣化なのか、粉を吹いている様にも見えます。

ちなみに、バーナーであぶるとどうなるか見てみましたが、まったく変化しませんでした
(炙る時間が短すぎた?) 。 ともあれ、バーナーを併用して外すのは、根気が必要な様です。

新しいボルトに換装して、スッキリしましたw

ボルトはメタライズ製のヤマハtypeA (リア用)、
そして同じくヤマハtypeB(フロント用)を導入しました。

前後でボルトの仕様が違うのに留意ですね。
(ネットで散々検索し、確認してしまいました)

 

ブレーキ系は正直、覚悟を決めて取りかかるのが常ですが、今回はローターボルトのトラブルが発端ながら、良い経験を得ることができたと思います。 あと、インパクトドライバーのことは知っていても、使ってみるまでこれほど効果のあるツールとは思いもしませんでした。

次回のディスク交換の際には、落ち着いて作業が出来そうです(^ ^)

おすすめ

コメント欄