蕎麦 五楽亭 @ 那珂 【麺巡礼】

恒例の麺巡り(ジャンルが拡大してるw)で、那珂市の「五楽亭」に行ってきました。

見た目も民家そのもの。

店舗は那珂市の市街から離れた畑林地帯にある、民家(文化住宅?)をそのまま利用した作りです。  近隣にホテルの廃墟があるのが、気になると言えば気になる…(汗笑)。

入り口にはお薦めの立て札が。

玄関を入ると薪ストーブ(?)があり、今も現役の様子。  土間を上がって左側に縁側が続いています。

縁側のところを通って、奥にある座敷の座卓と座布団のところに通されました。

周りを見ると、襖や障子から調度まで民家の様で、蕎麦関連の本やお品書き等が無ければ、親戚の家にお邪魔したした様な感覚です。

注文をして、ほうじ茶等を喫しながら待ちます。

廊下側には茶と白湯のサーバーがあり、紅茶やコーヒー、ココアなど自由に選べます。  何度も貰いに行くのはちょっと気が引けて、ほうじ茶だけにしました(汗笑)。

これはちょっと特徴的なサービスかも?

待つこと15~20分程、蕎麦が運ばれてきました。  蕎麦の量はやや多めで、挽き殻などは見られません。

私は初の訪問ということでもり蕎麦(600円)を注文。かみさんは炙り地鶏つけ(900円)です。

麺質は、つなぎとなる小麦粉からか明るい色のやや細め切りで、蕎麦香はあまり無いもののコシの強さと蕎麦の味を感じる麺です。

つけだしはやや醤油が強いですが、鰹の風味が前面に来る、合わせダシの様です。  カエシも控えめなので甘さがくどくない、しかし総じて麺に味が乗らない訳でなく、寧ろよく絡んできます。

炙り地鶏だしには、炙り鶏に蓮根と焼葱、豆腐が入り、かなり熱々で供されますのでやけどに注意。  そのまま口にすると、こちらは甘口で味醂多めといったところでしょうか。 このまま食しても味わえそうです。  普通に麺をつけると絡みにくいとのかみさん感想で、だしと麺をいっしょに味わうのが良い感じとのことでした。

それぞれ薬味は、刻み葱・おろし大根、おろし山葵に胡桃少々が付きます。  これらとは別途に、謹製柚子こしょうがテーブルに置いてあるので、これをちょっと入れると、柚子の香りと唐辛子のピリっとした辛味が相まって、また別の美味しさになりました。

これは、焼きたての炙り地鶏に付けて食べても美味しいかも??

次の機会には、メニューにあった天麩羅やけんちん(具材がゴロゴロ!)も試してみたいです。  鄙びた場所でゆっくり蕎麦を味わい楽しむのにピッタリなお店だと感じました。

☆蕎麦 五楽亭
〒311-0111茨城県那珂市後台1250-8
TEL 029-298-6618
営業時間 11:00~蕎麦売り切れ・・もしくは日没ごろまで
店休日 休業日&曜日は不定。体調・用事により休業。

おすすめ

コメント欄