我がオススメの蕎麦処 (その1) 【麺巡礼】

タイトルだけですと何のことやらですが、ツーリングの目的の一つとして、蕎麦・饂飩屋探訪を行っております。 毎週末はタンデムで、雨が降ったら車でなので二輪ネタとは言い切れないのですが、そこは何とかご容赦をw

初めてから丸一年になり、巡った店舗も埼玉千葉茨城だけで100を越えようかというところなのですが、まあ店舗の多いことで追いつきません。 そこで区切りとして、現時点で「リピしたい、お勧め出来る店舗」というのをまとめてみました。

【蕎麦編】その1
今回、独断と偏見そして蕎麦の単価や相場も鑑み、品目は「もり(ざる)蕎麦」、一食 800円台迄を選抜基準としました。 高級な(?)お店のは美味しいでしょうけど、店舗を巡る予算的な障壁がありまして…(汗笑)

【茨城・下妻】 「四季春秋 華」 もりそば(700円)

   二八蕎麦で極細ながら、コシがあるため長く手繰れる蕎麦です。
曰く「以前はもっと細かった」そうで、要望から少し太くしたそうな(汗笑)。
季節により粉が変わるため、香りは様々なようですが、
歯応えもよく滑らかな麵質です。
つけだしがまた節系の旨みとカエシの風味が濃厚で、
かつ塩味がきつくないというバランスの取れたものでした。
住宅が店舗(隣のご自宅が工房?)なので、車での来店は厳しいかなというとこですが、
県南西では出色の一軒だと思います。

【茨城・常陸太田】「天下野(けがの)」 もりそば (600円)

こちらも二八蕎麦で色白極細、しっかりかみしめと蕎麦の香りが乗っています。
(伺うと蕎麦七繋ぎ三の割合だとか)。
手切りなのか、たまに太い端が交じるのは愛嬌ですね(笑)。
だしは鰹主体の合わせで、カエシも強めのため麺によく絡んできます。
竜神の滝より離れた丘の上にある店舗で、梅や辛夷に囲まれた、鄙びたところです。
店内はテーブルが一組と、座敷に3座卓、外の軒下にもテーブルか3組あります。

【茨城・那珂】 「蕎麦 五楽亭」 もりそば(650円)

色白でやや細めの二八系麵。薬味は葱、おろし大根、山葵に胡桃が付きます。
粉香は殆ど無いもののコシの強さと蕎麦の味を感じる麺です。
つけだしはやや醤油が強いものの節ダシメインでカエシも控えめ、よく麺に絡みます。
別途薬味として謹製柚子こしょうがありました。
これをちょっと入れると、柚子の香りが相まってまた別の美味しさに。
フリードリンクとしてほうじ茶やコーヒー、ココアもあり、自由に選べるのが嬉しいところです。
内装は元民家のままという感じです。
玄関から入って土間を上がり、奥の座敷にある座卓へ納まる順序ですね。
店舗は畑林地帯の中にあって、道路から見えないのが難儀です。
駐車場は広いのですが、開店後ほどなくして埋まってしまうので、油断無き様に…。

以上、揃えてみて思ったのは、民家風だったり民家そのものだったり、ロケーションや店舗のインパクトが高いところばかりでした(汗笑)。  結局、味以外にネタが濃いところというのは、讃岐うどん巡りと変わらんなぁというオチになりそうです(汗笑)。

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