馬荷亭 㐂(ばにてい よし) @ 真壁 【麺巡礼】

筑波山の麓、桜川市の真壁にある「馬荷亭 㐂(ばにてい よし)」さん。 関東に武蔵野うどん店は多くあれど、郊外にあって旨い店となれば、ツーリングの目標としてもお薦めの一軒です。

店舗は、国分寺で足打ちうどん処 七を営んでいたご主人と奥様が、リタイア後にこちらの古民家を1年掛けて居住出来るようにレストアした建屋の、土間と座敷を開放して営業されています。


家屋裏手の駐車場に車を停め、門をまわって入り口から入ると、左側に食券機があります。 こちらで券を買ってから、厨房のご主人か奥様に渡して注文となります。 ちなみに、お替わり希望は(大)を注文し、温盛り(温かい麺)にするには、置いてある赤ペンで線を引いておきます。

土間に四人掛けがテーブルと、座敷3部屋に座卓とテーブル合わせて5つが置かれています。

テーブルに備えつけの、だしの入った徳利(追いダシ用)と、刻み葱の入った小鉢。

注文してから茹でる形式の様で、15分程待って供された肉汁うどん(大) 700円、今回は温盛りです。 湯気を立てた麺と肉汁、それに大きな野菜かき揚げと鶏天がセットで付いてます。

夏なら冷やのブリブリしたコシを楽しむところなのですが、この時は1月でもあったので温かい麺にしました。 しかし温麺にしても、武蔵野系のかみしめと、よく踏まれたコシが出ているのは白眉です。

肉汁は、豚バラ肉(茨城ローズポーク)と葱に生姜の風味が効いた、やや甘めながら濃いダシ感のあるものです。豚バラもたっぷり入っているので、食べ応えも十分 ← 早々に売り切れるのが分かります。

肉汁のダシが、太麺に絡んで旨い! (*´ㅂ`*)ŧ‹”ŧ‹”

これだけでも一品になりそうな、大きな野菜かき揚げは人参と玉葱に春菊入り。 こちらも揚げたてサクサクでうどんとよく合います。

さらに鶏天まで…! こちらも揚げたてで、鶏モモ肉を使っているためかジューシーかつ噛むほどに旨みが出てきます。 思わず顔がほころびますw

一杯目を食べ終わる頃合いを見計らって、厨房に丼を持っていき、お替わりをお願いします。 こちらも茹でたてなので、湯気がすごい! そして旨い!! (*´ڡ`*)✧

お替わりを肉汁で食べたあと、半分程残してテーブル備えつけの刻み葱と、追いダシをひたひたにかけて「ぶっかけ」風にするのが、密かに好きです。 麺とダシの旨さが直に味わえるのが有り難いです ← 出来るなら、釜玉にして食べたい程(^◇^;)

お二人で営んでいるので、早々に売り切れることが多い様です(お客さんも随分増えている様子)ので、開店直後に訪問するのがお薦めです。 ご主人も気さくな方なので、温かい雰囲気の良店のひとつとしてお薦めです ← 当家もすっかり溺りました(˙ㅂ˙;)>

☆馬荷亭 よし (ばにてい 㐂)

住所: 茨城県桜川市真壁町桜井1-1
TEL: 0296-55-1877
営業時間: 11:00~13:00
駐車場: 店舗裏手の敷地内に、車6台前後
定休日: 火曜日・水曜日(加えて月末の2日間も休み)
※不定休もあるため、事前に電話確認をお薦めします。

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