ニッカウィスキー宮城峡蒸溜所を訪問
遅く取れた夏期休暇で、仙台の宮城峡蒸溜所見学に行ってきました。
見学はマッシュタン(原料の煮沸)から蒸溜釜、貯蔵所へと連なって進みます。時間が昼だったためか、少人数のグループでゆっくり見て回ることができました。
同じニッカの余市(ストレート型)と比較して、芳香成分が残り風味が豊かになる造りです。
こちらは貯蔵所の内部。白州の大セラーと比較して流石にこじんまりとした印象でしたが、並ぶ樽の姿は圧巻でした。また貯蔵による液面低下(Angels Share)や樽の種類についての展示も興味深かったですね。
見学が一段落したあとは、簡単な解説を受けた上で試飲も頂きました。 竹鶴ピュアモルトと鶴17年を比較してみると、竹鶴のフレッシュ(グラシー)さに対して鶴は熟成のドライフルーツやメープル香を感じます。
また場内には直売店と有料試飲のためのバーも併設されていました。 これまで発売された銘柄を見ながら、購入の参考も兼ねてちょっと寄り道w
ここでしか販売されていない宮城峡12年の2銘柄を頂きます。 「…うーむ、どっちにしよう?」 としきりに首を捻ってました‹‹(´ω` )››
最終的に選んだのが、下記の蔵出し51度と宮城峡12Y モルティ&ソフト。 蔵出しはカスクストレングスと云った呑み口で、ロックでもよく香るのが秀逸ですね。モルティ&ソフトは名の通りモルトの風味が全面に出て、ゆっくり味わえる逸品でした。
結局、酒を買いあさる旅になってしまったののが、当家としてむべなるかな(笑汗)。