TDM900 スクリーン4種類の実戦比較

運転中の「風当たりのキツさ」(何か悪いことをしたみたいですがw) に対して、ウィンドスクリーンを換装するのが、主な対応だと思います。

TDMでも、ノーマルだと身体が疲れるぐらい風が当たっていたので、スクリーンを交換していました。 しかし「もっとプロテクションを!」と、更なる快適性を求めた結果、都合 4社製品の比較という事になってしまいました(汗)。

左側から装着した順に、

1. MRA スクリーン: ビキニタイプ? 貰い物  (±0mm?)
2. GIVI D132S エアロダイナミクススクリーン (+ 80mm)
3. ISOTTA SC329 エキストララージスクリーン (+150mm)
4. ERMAX e10202066 ハイスクリーン +15cm (+150mm)

同時ではなく、順に購入しては更にウィンドプロテクション能力の高い製品に乗り換えていくという流れで試しています。 その直近半年程のあいだの、一般道と高速での使用感をまとめてみました。

1. MRA スクリーン: ビキニタイプ? 貰い物  (±0mm?)
MRA製は最初に取り付けたもので、ノーマルに近い高さです。しかし上端部にあるスポイラーの効果か、上半身への風の当たり方は軽減されているのを感じました。
しかし、減ったとはいえジャケットがバリバリ鳴るほどの風当りです。 感覚的に「ん~、(避風には)あまり効果が無いような?」という印象で、新たにスクリーンを探すことにしました。

2. GIVI D132S エアロダイナミクススクリーン (+ 80mm)
Givi製D132Sに換装して直ぐ、明らかに風当たりか減少したことを感じました。以前に乗っていたTDM850の時にも、GIVIスクリーンで劇的に風当たりが改善された経験があり、本機での効果も納得です。
しかし、スクリーンがまだ短いためか、風は胸から上へもろに当たっています。風切り音よりも、普通に乗っている姿勢で高速道路では10km/h以上遅くなるという事実が発覚し、まだ高さが足りないのかなという印象から、更に探索を続けました。

3. ISOTTA SC329 エキストララージスクリーン (+150mm)
ISOTTA製エキストララージの第一印象は「盾」という感じで、とにかく縦に長大であり、高さもノーマルミラー位置まで稼いであります。
実際の高速で ヌワアkm/h以上出した際は、風を切って進むする感じがするほどなめらかに加速して、身体への風当たりはほぼ負担にならなくなりました。しかし、特筆すべきは風がヘルメットの上半分に直撃し、かなりの風切り音を発生させるということです。
スクリーンの形状がフラットなため、風が綺麗に流れて額にモロ当っている様子で、インカムの声を聞くにもかなりの音量にしないと聞こえません。やはりスポイラーがなければダメか…と、仕方なく換装しました。

4. ERMAX e10202066 ハイスクリーン +15cm (+150mm)
最後に入手したERMAXハイスクリーンは、比べてみるとISOTTAとほぼ同じ高さになっていますが、先端部にスポイラー形状が付けられているのが大きな違いです。
高速走行で手をかざしてみると、風が頭上を越えて流れていて、そこから巻き込んで来る風が頭頂部に当たっている、という感覚でした。 身体や頭部への風圧はかなり軽く、 当然風切り音は残るものの、他の環境音やインカムの声もちゃんと聞こえています。
現時点では本製品が、私が望む性能を示す真打ちというところでしょうか(個人的な好みの範疇ですがw)。

可能であれば、TDMスクリーンスペーサーも試してみたいところです。
装着記録のご紹介 [Banzai-highway!!「延長・・・ スクリーンスペーサー」より]

全体的に見てみると、高さより上端部スポイラーの有無に、避風の性能が左右される感じでしょうか。 左右のバックミラーも風当たり回避に相乗効果をもたらす様なので、総合的にくみ上げていけば、既存品の集成でも十分な能力を発揮できるのではと考えます。

余談ながら…、MRA、GIVI とERMAXは、何の問題もなくピッタリと取り付けが出来たのですが、ISOTTAはスクリーンのアール(ソリ具合)が全く合わず、ネジで無理にフイッティングして取り付けました。

立て付けが悪い! というクチコミはあったのですが、まさかここまで…デフォルトですか?! (汗) > 今思えば、ヒートガンでフイッティング加工してやれば良かったかな、とも思っています。

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